さらなる挑戦を重ねて開催された第56回学内競漕大会。今回は大会を支える運営の活躍に迫る。

▼運営団体に聞く
成蹊大学体育会本部(以下、体育会本部)と成蹊大学体育会漕艇部(以下、漕艇部)の2団体で運営されている学内競漕大会。体育会本部は主に大学との交渉や予算管理、漕艇部は船の貸し出し手続きや運営スタッフの宿泊施設の手配などを担当する。
大会責任者である体育会本部の柴田一樹さん(法律3)と漕艇部の宮川耕輔さん(現代経済3)は、例年は行っていなかった両団体でのミーティングを実施し、円滑な大会運営に向けて連携強化に努めた。大会前日にレース用の船を先導するモーターボートが急きょ使用不可能となる事態や、当日には船着き場が故障するといったトラブルに見舞われたが、臨機応変な対応を見せ、定刻通りに大会を進行することができた。例年、時間の都合により実施できていなかったエキシビションマッチも4年ぶりに開催された。そこには最後までやり切りたいという運営の強い思いがあった。
2人は「仲間の支えのおかげで無事に成功することができた」と部員への感謝を語った。本学を代表する行事の1つである学内競漕大会の裏には、運営陣の熱い思いが込められている。
▼実況担当成蹊ラジオクラブに聞く
「学内全体を巻き込んだイベントにしたい」という体育会本部の意向により、今年度から新たに本学ラジオクラブによるレースの実況が導入された。選手の招集や落とし物のアナウンスを担当するなど幅広い活動で大会の進行に貢献した。また、部内の緊密な連携を活かした統一感のある実況によって度々客席を大いに沸かせ、大会を熱狂させた。

聞き手が見えないラジオに対して、実況は観客の反応が見えるという違いがある。同部員の金子穣孝さん(政治1)は「緊張もあったが、現場の雰囲気をつかみながら実況することで成長できた」と述べた。
来年度に向けて金子さんは「来年以降も大会に参加して活動の幅を広げ、より多くの人に声を届けたい」と意気込みを語った。
(丹野柚奈)



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