しあわせとは? AIと考える

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 「しあわせって、なんだろう?」そんな漠然とした問いにひかれ、我々記者一行は3号館404教室へと足を運んだ。

 そこで実施されていたのは、有志団体AFS(ACTION FROM SEIKEI)による、AIと人間の視点から「しあわせとは何か」を考える参加型展示。教室内には複数のパネルや模造紙が設置されており、「あなたにとってのしあわせとは?」という質問や、AIの考える「しあわせ」をまとめた掲示に対し、来場者は付箋やシールによって意思を示せるものとなっていた。

 展示の背景について、AFS代表の八木光明さん(現代経済4)は、「近年AIが急速に発展しているが、人の抱える本質的な悩みや長期的な幸福の在り方までは踏み込めない。そのような状況の中で、『人間にとっての本当の幸せとは何なのか?』と問い直す必要があるのではないかと感じた」と話した。

 AFSにはさまざまな学部・学年の本学学生13人が在籍する。月1回から2回ほど集まり、社会問題や答えのない問いに対して、自分たちなりの答えを探るという対話活動を行っている。

 今回の展示について、八木さんは、「AIが語る“しあわせ”と、人間が感じる“しあわせ”を見比べてみることで、来場者一人ひとりが『自分にとっての幸せ』を考えるきっかけにしてほしい」と話した。その言葉には、人間の根本的な問いに立ち戻り、目まぐるしく発展を遂げていく現代・未来でも、本質を見据える力強さが滲んでいる。

 展示の最後には、「本当の幸福とは、外で得るものではなく、変化の中でも揺るがない『自分の軸』を育てること」とまとめられている。AIやSNSに翻弄され、自分を見失いやすい現代において、今一度自分を見つめ直すことが「しあわせ」への第一歩なのかもしれない。

(増山瑠華)

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