学生表彰式の欅祭展示部門において、今年度含め3年連続で賞を獲得している文藝倶楽部の文芸喫茶が、今年度も欅祭の2日間限定で開店した。
いつもと変わらないはずの教室の扉。ギャルソン服に身を包んだ店員に迎え入れられ、足を踏み入れるとそこには喫茶店が広がっていた。メニューはこだわりのコーヒーと2種類の紅茶の計3品。それらの飲み物の提供に加え、同部の部員の才能を結集した部誌が、既刊・新刊合わせて2冊販売されていた。また、各テーブルの上で部誌の試読ができるように飾られており、それを読む利用客も散見された。

飲み物の待ち時間でカウンターをのぞいてみると、飲み物を準備している店員の姿を見ることができた。店員はコーヒーをドリッパーで丁寧に淹れており、その姿はまるで喫茶店のマスターのようだった。
飲み物は紙コップで提供されたが、空間の影響かおしゃれさを感じさせられるから不思議だ。毎日授業で使っている机までもおしゃれなテーブルに変身させるのは、テーブルクロスのみの効果ではなく、落ち着いた喫茶店のような雰囲気によるものだろう。

文化祭特有の喧噪から隔絶されたかのような喫茶店、来年度の開店時に一度、休息場所として立ち寄ってみてはいかがだろうか。
(木村陽南詩)



コメント