推し活特集 編集後記

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以前、知り合いに「自分の推しを探す方法を教えてほしい」と相談されたことがあった。しかし、当時の私はそれに対して答えることができなかった。推しと出会う瞬間も推し方も人それぞれであり、そこに決まった答えはない。

そのことは、今回の特集からも読み取ることができる。今回「推し活」をテーマとして取り扱ったが、今も昔も変わらず、人々は公式のグッズだけではなく、色やアイテムなどの「概念」を活用するといった工夫をしながら推し活を楽しんできた。もちろん、推しがいないからといって人生を損することは決してない。しかし、推しの存在はきっと人生に彩りを添える一助にはなってくれるだろう。

恋愛や趣味など自分にとって「好き」なものが意図せず生まれるように、我々は「推し活」をしようと思って推しを見つけることはできない。今は推し活をしていない人も現在推し活を楽しんでいる人も、この特集を通じて推し活の多様な側面について理解や関心が深まれば幸いだ。

(清水翔太)

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