準硬式野球という言葉になじみのない人もいるだろう。軟式ボールの見た目と硬式ボールの使用感を併せ持つ、独自のボールを使って行うスポーツである。今回は本学準硬式野球部主将の浅海優晴さん(政治3)に話を伺った。
現在、選手28人、マネージャー5人の計33人で活動している同部。火・木曜日と、土・日曜日のどちらか1日の週3回、学内野球場で活動している。活動内容は、キャッチボールやバッティング、守備練習であるノックなどを参加人数や体の負荷に合わせて行う。先輩・後輩の関係はしっかりとありつつも、仲の良い雰囲気で活動している。

同部は監督やコーチがいないため、試合での作戦や日程調整などを全て学生主体で行う。それにより大変なこともあるが、学生のみでのびのびと活動できるという楽しさがある。同部では主体性を身に付けることができるだけでなく、大会の場などで他チームの選手との交流を経験することで、コミュニケーション能力も高められるという。
現在の同部の目標は東都リーグ4部で優勝し、3部に昇格することだ。浅海さんは「3年生の秋に引退なので、4部で優勝し、3部に昇格して有終の美を飾りたい」と決意を語る。技術面に加え、人としても成長できる同部。興味が湧いた人はぜひ入部を検討してみてはいかがだろうか。
(吉田桜音)



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